オールオン4とは
オールオン4とは、全く歯がない人でも、多くの歯を取り戻すことができる治療法です。
総入れ歯の人でも、一度の治療で(片顎につき)十数本の歯を手に入れられ、手術当日に仮歯が入るので、その日のうちに噛めるようになります。
オールオン4は負担の少ない治療法です
総入れ歯の人が、片顎全ての歯をインプラントにしたいとすれば、以前はインプラントを10~14本程度埋め込む必要があり、体への負担、費用・料金の負担は大きいものでした。
10~14本埋め込む手術ですから、手術時間も長くかかりますし、治療にかかる期間も長くなります。費用も、インプラント10~14本分かかるのです。
しかし現在は「オールオン4」という治療法があります。片顎につき、たった4~6本のインプラントで10~12本の歯を支えます。(両顎の治療では、8本のインプラントで20~24本の歯を支えます。)
また、オールオン4は、インプラントを埋め込む本数が少ないため、費用や腫れ、治療期間・通院回数などが軽減できます。
手術当日から噛めます
さらに、手術当日に仮歯をセットできるので、歯が入らない状態がなく、食事もでき、見た目を気にしなくて良いというメリットもあります。
従来のインプラントは人工歯根が定着するまで、入れ歯で過ごさなければなりませんでした。
しかしオールオン4は、手術当日に仮歯を装着します。手術前に噛み合わせの確認を行い、仮歯を作ります。 そのため、手術当日から仮歯が入り、しっかり噛めます。もちろん、仮歯ではありますが、見た目にも問題はありません。
all on 4の治療の流れ
オールオン4は特殊技術が必要な治療です
オールオン4は、難しい治療法なので、どこの歯科医院でも行えるような治療法ではありません。多くの歯を取り戻せる治療でありながら、埋め込むインプラントがたったの4本なのですから、計算して埋め込まなければならず、難しい治療であることは納得できると思います。
そこで、大切になるのが治療に当たる医師の技術や経験、そして設備です。CT撮影により、口の中や顎の状態を3次元で確認する必要があります。少ない本数で多くの歯を支えるのですから、力が均等に分散してかかるよう、力学的な計算も必要になります。
また、全身状態を把握する必要がありますし、骨格や骨質、骨の量なども考慮する必要があります。
オールオン4は、特殊技術が必要であることから、医師選びを慎重に行う必要があるでしょう。特に上顎のオールオン4治療を希望する場合には、医師選びが重要になります。
all on 4を検討している方へ
近年インプラント治療、およびオールオンフォー治療によるトラブル・失敗の報告が少なくありません。インプラント治療に期待する半面、トラブルや失敗への不安を抱える患者様も少なくないと思います。
特に、オールオン4は通常のインプラント治療以上に、歯科医師の技量や経験が必要となる治療法ですから、不安も大きいことと思います。
当院では、最新設備・機器を完備し、all on 4をはじめとする「特殊技術インストラクター」も務める認定医(ICOI 国際インプラント学会認定医・指導医)が治療に当たりますので、安心して治療を受けられると思います。
また、カウンセリングを十分に行うため、治療を理解し、納得して治療を受けることができ、不安も軽減されると思います。
骨量が足りないなどで、他クリニックで治療を断られたという難症例も多く対応しています。インプラント治療を諦めたという人も、一度ご相談ください。
当院は、京都府や滋賀県だけでなく、東京や九州、長野などからも、多くの患者様がお見えになっています。遠方の方も、お気軽にご相談ください。



